メールやネット通販が身近になった現在、コラムやショップ情報のメルマガを購読する人が増えています。しかしながら、メルマガは未開封のままゴミ箱へ…なんて人も非常に多いようです。
配信する側もメルマガを簡単に配信できることから、軽い気持ちで始める方が多く、購読者にとって有益ではないメルマガが増えています。せっかく配信するのなら、きちんと読んでもらえるように工夫したいですよね。
今回は知っておきたいメルマガの書き方について、基本的な3つのポイントをご案内します。
まず最初に「メルマガを配信する目的」を決めましょう。
例えば、健康食品のWEBショップがメルマガ配信を行う場合、
・特定の商品の売り上げを上げたい
・WEBショップの会員数を増やしたい
・純粋にメルマガを楽しんでもらい、顧客満足度を上げたい
などといった目的が考えられます。
これといった目的のないまま、やみくもにメルマガを配信すると、効果がでなかった、かえって購読者の印象を悪くしてしまったなんてことになりかねません。
また、「この商品も知ってほしい」「このキャンペーンも伝えたい」と思いつく内容を詰め込みがちですが、文章が長いとメルマガを見た瞬間に読むのをやめてしまう人もいるので注意しましょう。目的を絞り、シンプルで分かりやすい内容でまとめることが必要です。
メルマガの目的が決まると、自然と購読者に伝えるべき内容も決まってきます。たとえば、前述の健康食品のWEBショップがメルマガ配信を行う場合の目的が「特定の商品の売り上げをあげたい」だったとします。
その場合は購読者にその商品を買いたいと思ってもらわなければなりません。その商品の何が優れているのか、他の類似商品と比べてどう良いのかを購読者に分かりやすく伝える必要があります。
ただ単に「すごい!」「安い!」と言うだけではなく、「健康をサポートする○○を配合!」とか「30日分でたったの○○円!」といったように、具体性のある文章で購読者を納得させ、購買意欲を高める工夫をしましょう。
また、あくまで特定の商品の売り上げをあげるのが目的なので、ジャンルの違う商品の宣伝など、関連性が薄い内容は載せない方がシンプルで分かりやすいメルマガにしましょう。
目的も決まり、メルマガに書く内容を考えたら、次はメルマガ全体の構成を考えましょう。起承転結のような形であいさつ、導入文、内容、締め、といった自然な流れの構成を心掛けましょう。
また、内容の部分は、メリットを大々的に伝える>メリットを裏付ける説明をする、というように分かりやすく納得できるように構成することが大事です。
今回は基本中の基本をご紹介しましたが、一度意識して考えてみると新しい発見があるかもしれません。
その他のポイントとしては、「誰にでもわかる言葉を使い、専門用語は使わない」「誤字には気をつける」など細やかな部分に注意することが大切です。一通一通、気持ちを込めたメルマガを配信しましょう。