読みづらいメルマガなどは未開封のまま削除されていたり、迷惑メールフォルダに振り分け登録されていたりと、読まれていないケースは少なくありません。
ここでは、読まれるメルマガと読まれないメルマガにはどのような差があるのかをご案内します。
メルマガの送信者名によって、開封率が変わると言われています。
今回は、企業がメルマガ配信をする場合をご案内します。
【読まれないメルマガの送信者名】
送信者:株式会社△△△△
【読まれるメルマガに多い送信者名】
送信者:送信 太郎(株式会社△△△△)
読まれるメルマガの送信者名は個人名をメインにしているケースが多いそうです。企業名で配信されるよりも個人名の方が親近感がわきますよね。送信者名が企業名だと「機械的なメルマガ」が送られてきたと思う方が多く、読まない方が多い傾向にあります。
最初に購読者の目に留まるのは件名です。件名の善し悪しがメルマガの開封率に大きく関わると言われています。WEBショップがメルマガ配信をする場合をご案内します。
【読まれないメルマガの件名】
件名:★≪メルマガ特大号!!≫お得な商品がいっぱい!★
【読まれるメルマガに多い件名】
件名:【重要】○○様に△△商品についてのお知らせです
読まれないメルマガの件名がすごく悪いわけではありませんが、メルマガであることを強調していたり、どんな商品が紹介されているかが不明確なため、購読者の興味、関心は引きにくいと考えられます。
メルマガの内容は多種多様ですが、共通して気を付けるべき項目として「メール本文の見た目」と「人間性を見せる」という点があります。
「メール本文の見た目」については、端的に言うと「見やすさ」「読みやすさ」がポイントです。
具体的に言うと、
・絵文字や装飾文字を使いすぎない
・URLは2~3箇所程度に抑える
・商品の購入を闇雲に勧めない
といった点に気を付けるとよいでしょう。
商品やキャンペーンを羅列するだけのメルマガは、購読者の購買意欲を高める効果は期待できないと言われています。
次に「人間性を見せる」です。メルマガは機械的になってしまいがちですが、人と人のコミュニケーションを意識し、親近感を覚えてもらうことで、メルマガを読まずに削除する回数が減少する傾向にあります。
こちらの具体例としては
・挨拶をして、個人名を名乗る
・配信者の話し言葉でメルマガを書く
・要件以外の話題も取り入れる
といったものがあります。
人間性を見せることで、メルマガに対して好意的な印象を持ってもらえるように心がけましょう。
うまくいかないと感じた際は、一度、試しに購読者と会話するつもりでメルマガを書いてみてください。購読者からいつもと違った反応があるかもしれません。こういったちょっとした工夫を積み重ねていくことが非常に重要だと言えます。